注目の床暖房


VWビートルの設計理念を見るおもい

イゼナAqua Layer Heating System


ドイツの国民車として大人2人と子供3人 が乗れ、安く供給でき手間のかからない車をコンセプトとしてその設計の命を受けたF.ポルシェは極限までにシンプルな車づくりを第一として開発 にあたった。極限なまでにシンプルに昇華されたビートルは故障が少ないこと、即ちメンテに手がかからず、長持ちすること。余計な資材を使わず、 無駄な生産エネルギーを必要とせず、維持費が安いことなどが世界各国で愛され1500万台を越すロングヒットした由縁です。
  ビートルのようにシンプル
これまで床暖房の特性について多方面で取り上げられ述べられてきました。 私自身住宅レベルの床暖房として、オイル、ガスを熱源とする温水パネルヒーター方式、電気によるパネル方式のもの、温水パイプをアルミ箔を混入し た砂の層に通し蓄熱するタイプと種々採用してきました。
ここで私が興味をもち、関心を寄せてきた方式にビートルの如くシンプル にまとめられたイゼナ床暖房:Aqua Layer Heating Systemがります。 この春先にお引き渡した住まいでクライアントのご理解と了承を得、採用した事 例をご紹介します。
  床全体が床暖房
1. 部屋の形に合わせて、丸でも四角でも対応出来ます。
 Aqua Layer 「水の層」を構成する水の袋は必要に応じて長くも、短くもカット して作れますので、どんな形にもなじむのです。
  北町
 
の家・キッチンまわりの斜め部分にも難なく対応
2. 自然対流で熱を運びポンブは不要。
「水の層」の袋の中では自然対流で水の温度が均一化し、強制的に送る必要がないの でポンプは不要です。
3. 「水の層」の温度は体温以下の30℃前後と低温
床面の温度は20〜25℃前後であり室温を15〜18℃前後を設定しています。
4. 低温やけどを起こしません
このように熱源である「水の層」の温度は体温以下の30℃前後と非常に低い温度 であり自然対流が局部過熱を完全になくします。
5. 電気シートヒーターとの組合せが簡便
この「水の層」の袋を暖める熱源は電気シートヒーターが最も簡便でメンテナン スフリーに近いでしょう。電気であればボイラー運転時の運転音、匂い、熱など近隣にたいする迷惑をかけることもありません。
6. 深夜電力利用のタイプも
深夜電力を利用すれば、捨ててる電気を使うわけで、エネルギーの有効利用にも つながり電気代も約1/3と割安です。
7. 熱源を選びません
電気シートヒーターの他に屋根で集熱さ
れた温風や深夜電力蓄熱電気ストーブ、FF温風ヒーター、太陽熱温水器やボイラ ーによる温水などどんな熱源でも利用できます。温泉地であれば浴室の廃湯のエネルギーを再利用できます。
8. 床材にもやさしく 「水の層」の温度は体温以下ですから身体と同様に床材に対しても優しく、従来 の床暖房対応の床材より広い選択が可能となります。
9. 2つの部屋を同時に1つのシステムで 「水の層」を隣室まで延長させることにより一組の床暖房で複数の部屋を同時に 暖めることができます。